鳩の駆除の必要性や方法をプロがご紹介します!
鳩と駆除という言葉が結びつく人は少ないのではないでしょうか。
実は鳩は、駆除が必要な場合もあります。
では「鳩は何で駆除する必要があるの」「どうやって駆除すれば良いのだろう」という疑問も起こるでしょう。
その疑問に答えていきます。
鳩を駆除する必要性とは
平和の象徴でもある鳩は、公園や街中で見かける機会も多いと思います。
しかし、鳩は人間に対してさまざまな悪影響を及ぼすため、できるだけ餌をあげたり、増やしてはいけません。
鳩が人間に与える影響は大きく4つあります。
1つ目は、汚れです。
鳩は安全だと認識した場所に住み着きます。
一度そうなると、糞がすぐにたまり、屋根やベランダ、洗濯物が汚れる可能性があります。
2つ目は、悪臭です。
鳩の糞は悪臭を伴います。
特に雨の時や夏場の臭いはより強くなります。
糞があるところ以外にも臭いが伝わってしまうでしょう。
3つ目は、アレルギーや感染症による病気です。
鳩の糞には、クリプトコッカス症などの感染症の原因となる細菌が含まれています。
健康体の人は、感染しにくいですが、幼児や高齢者などの抵抗力が低い人は、感染する危険があります。
糞だけでなく、鳩そのものが菌を持っている可能性もあるため注意しましょう。
4つ目は、寄生虫による感染です。
鳩は、病原体の他に寄生虫を保持している可能性もあります。
ダニやノミなどです。
これらによりかゆみや皮疹、アレルギー症状を起こす危険があります。
ダニやノミは、吸血性であるので、感染症となる病原菌を媒介します。
鳩を排除してもこれらの寄生虫を排除しなくては、人体への危険は払しょくできません。
このように、人間に対して衛生面・健康面で悪影響を及ぼす可能性があるため、
鳩の被害に困っている場合はただちに駆除する必要があるのです。
鳩の駆除の方法とは
1つ目は、防鳥ネットです。
防鳥ネットは、鳩が入れないほどの隙間のネットです。
ベランダをこれで覆えば、鳩が入ってくる心配はありません。
少しでも隙間があると、そこから鳩が入ってしまうので、覆いたいところは上から下までしっかり覆いましょう。
2つ目は、鳥よけスパイクです。
鳥よけスパイクは、剣山のようなもので、鳩などの害鳥がベランダや室外機に止まるのを防げます。
鳥よけスパイクには、プラスチック製とステンレス製があり、子供が触れる可能性のある所はプラスチック製にするなどの工夫が必要ですが、プラスチック製の多くは鳩が上に乗ることもでき効果がないと言われています。
3つ目は、ニコチン水です。
鳩は、ニコチンの臭いと毒性を苦手とします。
煙草を水に浸した、ニコチン水を撒いておくと、一定期間は鳩が近寄らなくなる効果があるでしょう。ただし、巣を作り卵を産んだ鳩は執着力が強いので、ネットやスパイクのように物理的に入れない対策が必要です。
またニコチン水は、人間やペットにも有害ですので間違って飲んでしまわないように気をつけましょう。
まとめ
今回は、鳩の駆除の必要性と方法を紹介しました。
鳩は、人間の健康を脅かすことがあります。
鳩が家にたまって困っている場合は、この記事で紹介した方法を実践してみると良いでしょう。