鳩の巣ができてお困りの方へ!駆除が法律に違反するのかについて解説します!
鳩の巣の駆除を考えるとき、法律に違反していないか不安になりますよね。
野鳥は許可なく傷つけたり殺したりしてはいけないという法律があり、この法律を犯してしまうと罰則があります。
では、人の生活に損害を与える鳩を駆除するのは法律違反なのでしょうか。
今回は鳩の駆除が法律に違反するのかについて解説します。
鳩の駆除は法律に違反するの?
鳩などの野鳥を駆除する際は、「鳥獣保護法」と呼ばれる法律を犯さないように注意する必要があります。
鳥獣保護法とは「野生の鳥獣を許可なく傷つけたり殺したりしてはいけない」という法律です。
もしこれに違反した場合は、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が課せられることになります。
鳥獣保護法は鳥獣を捕獲することも禁止しており、卵も鳥獣とみなされます。
つまり「鳩を捕まえて殺したり傷つけたりする」、「卵を壊す」、「ヒナを移動する」などはすべて法律違反となります。
では法律を犯さずに鳩を駆除するにはどうしたらよいのでしょうか。
鳩の巣ができた場合、ヒナや卵が無いことを確認してから巣を撤去することが望ましいです。
鳩がいないうちに巣への侵入経路を防鳩ネットなどで塞ぐという方法なら法律を犯すことなく駆除が可能です。
ただし鳩は帰巣本能が非常に高く、巣へ戻れないことから凶暴化する恐れがあるためしばらくは注意が必要です。
また、厄介なケースとして巣にすでに卵やヒナがいることが挙げられます。
この場合、鳩の侵入経路は塞げても前述の通り巣にある卵を割ったり、ヒナを殺したりすることはできません。
卵やヒナを巣ごと移動させることも法律違反になります。
このケースは取り扱いが難しいため、専門の業者に依頼することをおすすめします。
鳩の撃退時に注意することとは?
鳩の撃退時には上記の鳥獣保護法に触れないことだけでなく、いくつかの注意点があります。
まず作業時にはマスクと手袋を必ず着用しましょう。
鳩の羽や糞には人体に悪影響のある細菌やウイルスがいます。
これらは空気中からでも感染する恐れがあるため手袋だけでなくマスクも必ず着用してください。
また巣の撤去作業が一通り終わったらしっかり掃除し、消毒や臭い対策をしましょう。
特に臭いが残っていると、鳩の帰巣本能で再び戻ってくる可能性があります。
マスクや手袋は100%ウイルスなどを防いでくれているわけではないため、清掃後は必ず手洗いうがいを忘れずに行いましょう。
侵入防止のネットは、ホームセンターなどでも簡単に手に入ります。
ネットを張ること自体はさほど難しくはありませんが、綺麗に張るにはコツが入ります。
弛んだ生地の隙間から鳩が侵入してきたり、余った生地に鳩が絡まってしまったり、場合によってはそこで死んでしまって、結局我々ペストコントロール業者に相談が来るケースが多々ありますので、できれば侵入防止ネットは初めから業者に依頼するのが安心です。
まとめ
今回は鳩の駆除が法律に違反するのかについて解説しました。
法律を知らずに駆除してしまうとほとんどの場合違反してしまうため、駆除は慎重に行いましょう。
注意点をふまえてきっちり対策すれば個人で駆除は可能です。
しかし不安な場合は信頼できる専門業者に依頼するのがいいでしょう。
トコジラミ駆除にコインランドリーの利用を考えている場合の注意点
トコジラミは人や動物の血を吸って痒みを引き起こす害虫です。ベッドや衣服などにトコジラミが付いたときに、コインランドリーで乾燥させれば駆除できると考える方も多いではないでしょうか。
コインランドリーの乾燥機を使用すれば、熱でトコジラミを確実に死滅させることは可能です。
ただし、それだけでは被害を完全に抑えることはできません。
このページでは、トコジラミ駆除にコインランドリーを利用する場合の注意点や、正しい駆除方法について解説します。
衣服や寝具についたトコジラミはコインランドリーで駆除可能
トコジラミによって虫刺されの被害が起きたとき、ベッドのシーツや掛け布団、身に付けていた衣服などにトコジラミが隠れているかもしれません。コインランドリーの乾燥機に入るサイズのものであれば、隠れているトコジラミを駆除できます。
トコジラミは熱に弱いため、乾燥機を使って長時間高温にさらせば死滅させることが可能です。また、衣服やシーツなどにトコジラミの卵が残っていたとしても、コインランドリーの高温で対処できます。
コインランドリーにある乾燥機は、乾燥させる時間や温度を設定できることが一般的です。トコジラミに対して確実に熱を加えるために、65℃以上で30分以上の設定が必要となります。乾燥機の温度設定が低すぎたり、乾燥時間が短すぎたりすると駆除できないため注意しましょう。
また、いっぺんに大量の物品を乾燥機に入れると、温まらない箇所ができてしまう恐れがあります。コインランドリーの乾燥機のサイズに応じて、一度に適切な量の物品を入れて乾燥させてください。
トコジラミ被害のあった物品をコインランドリーに持っていく際の注意点
トコジラミによる被害があった物品をコインランドリーに持っていく場合、いくつかの注意点があります。
まず、トコジラミがついた危険性のある物品は、他の衣服やカーペットなどと接触しないようにビニール袋などに入れた状態で持ち運びましょう。トコジラミがついた物品を他の衣服などと接触させてしまうと、トコジラミが移動して被害が拡大してしまうリスクがあります。台の上には衣類を置かず、直接洗濯機に入れるようにしましょう。
次に、コインランドリーの乾燥機に入れる物品は、耐熱温度に注意してください。衣服やシーツに使われている素材によっては、高温にさらすと縮んでしまう場合があります。一度縮んでしまった生地は元に戻すことができないため、乾燥機の使用時は衣類やシーツのタグを確認しましょう。
また、コインランドリーでは他の利用客の物品と、トコジラミ被害のあった衣類が接触しないようにすることも重要な注意点です。袋から取り出した衣類は放置せず、すぐに乾燥機に入れて加熱乾燥をスタートしてください。
ただし、コインランドリーでは室内すべてのトコジラミは駆除できない
コインランドリーでは、乾燥機に入るサイズの物品に隠れたトコジラミしか駆除できません。たとえば、ベッドのマットレスやソファの隙間などにいるトコジラミを、コインランドリーの乾燥機で駆除することは不可能です。
また、トコジラミは衣服やシーツ以外にも室内の様々な場所に隠れます。畳の隙間や壁紙の裏、電気配線の隙間などに隠れているトコジラミは、その場所に直接薬剤を散布したり熱を加えたりする駆除方法が有効です。
衣類やシーツだけをコインランドリーの乾燥機にかけたとしても、室内にトコジラミが残っていれば再び被害が起きてしまいます。そのため、室内でトコジラミが隠れていそうな場所をチェックして、駆除作業を行うことが重要です。
トコジラミを完全に駆除するなら業者への依頼がおすすめ
トコジラミの駆除は難易度が高いため、自力で駆除しようとすると失敗して被害が広がってしまうリスクがあります。そのため、確実に駆除したい場合は、トコジラミ駆除実績のある業者に依頼することがおすすめです。
トコジラミ駆除実績のある駆除業者なら、室内でトコジラミが隠れていそうな場所を見逃すことなくチェックできます。また、薬剤の散布や、トコジラミ被害のあった物品の処理も適切に行うことが可能です。
まとめ トコジラミ駆除にコインランドリーを使用する場合は要注意!
コインランドリーにある乾燥機を使えば、衣服やシーツについたトコジラミを駆除することが可能です。ただし、室内に隠れたトコジラミをすべて駆除しない限り、被害は繰り返してしまいます。
トコジラミ駆除業者に依頼すれば、室内に発生したトコジラミを迅速に駆除することが可能です。トコジラミ駆除でコインランドリーの使用をお考えの方は、乾燥機による衣服やシーツの処理だけでなく、室内のトコジラミ駆除も含めた対策を行ってください。
蜂の巣を予防するための方法や駆除グッズについて解説
蜂の巣が家の近くにできてしまうと危険なため、予防対策が重要となります。特に、過去に蜂の巣ができてしまった場所は、再び巣を作られる可能性が高い傾向です。
もし、大きい蜂の巣が作られてしまっている場合は、自力での駆除は危険です。特に、スズメバチなど攻撃的な種類の蜂は、慎重に駆除作業を行う必要があります。
このページでは、蜂の巣を予防するための方法や、予防に便利な蜂駆除グッズについて解説します。
蜂の巣の予防に適した時期は4~5月の巣作りの季節
一般的に、蜂が巣作りをする時期は4~5月ごろです。そのため、3月の下旬や4月の上旬に予防をしておくと、蜂の巣を作られるリスクを下げられます。
蜂の巣が作られたことに気づかずに暑い季節まで放置してしまうと、巣が大きくなってしまい危険です。早めに対策をして、巣が作られにくい環境を整えましょう。
蜂の巣を予防するための方法
蜂の巣を予防するためには、以下のような方法が有効です。
・蜂が好む場所や条件を避ける。
蜂は暗くて乾燥した場所や、木の隙間や屋根裏などに巣を作りやすいです。また、昆虫や花の蜜、樹液などを主食としていますので、甘いものや昆虫がたくさんいそうな植栽を伸ばし放題にして放置している場合も蜂を引き寄せます。これらの場所やものをできるだけ減らすことで、蜂が巣を作りにくくなります。
・蜂が嫌う匂いを利用する
木酢液という木から抽出される液も、蜂の巣を予防する効果があります。ただし、木酢液は非常に強い臭いがあるため、近隣の住居に迷惑が掛からないように注意が必要です。
・誘因トラップを作る
働きバチを誘引して巣が作られる前に捕まえるトラップを自作することもできます。
下記の官公庁のリンクでも作り方を紹介しています。
https://www.water.go.jp/kansai/kizugawa/hinati/news/pdf/20150629_hinati_honey.pdf
ただ、誘引効果があるものをおいて、近場の蜂をあえて引き寄せるメリットがあるのかは疑問です。
はっきり言って都市部の敷地が広くない自宅では逆に危険な気もします。
一定の効果はあるようですが、設置する場合は地域や場所やシーンを考えて、メリットがあると判断してから作成しましょう。
予防効果がある蜂駆除グッズ
・蜂駆除スプレー
市販されている蜂よけスプレーは、蜂が嫌う成分を含んでいます。家の周りや巣ができそうな場所に定期的にスプレーすることで、蜂を寄せ付けません。
ただし、蜂除け専用のスプレーは殺虫成分が入っておらず駆除には使用できません。
蜂駆除スプレーの中には、殺虫効果と予防効果を兼ね備えている商品があります。スプレーには蜂が嫌いな成分が含まれているため、気になる場所に散布しておくと蜂の巣の予防が可能です。
ホームセンターに行くと色んな商品が置いていますので、使い方や効果を確認してから自分に合った用途の商品を購入しましょう。
・防虫ネット
家の通気口やフードに、防虫用のネットをかぶせておくことで、予防効果があります。蜂が通気口やフードの中に侵入できないようにしておくと、巣を作られてしまう心配がありません。
まとめ 一番の予防策は蜂の巣を見つけたらすぐに対処すること
今回は予防策について色々お話しました。
ただし筆者が思うにはやらないよりやる方がまし、という認識です。
どんなに蜂の巣対策をしても、作られるときは作られます。
筆者が思う一番コストを抑えられる方法は「蜂の巣が作られ始めたときにいかに早く対処するか」です。
5cm未満のアシナガバチの巣でしたら、手の届く範囲であれば市販の駆除スプレーを使って自分で駆除することも可能です。
自分で駆除すること自体が危険なスズメバチでも、巣が小さいうちは、業者に依頼する場合も安い金額で発注できます。
日頃から敷地内を気にかけておくだけで、結果的に無駄な費用を払わなくていいことになります。
この記事を読んだ人は、是非実践してみてくださいね。
鳩の巣がベランダにあると知っていますか?駆除しないと重大な健康被害につながる恐れが!
「どうしてうちのベランダにばかり、鳩が集まるんだろう」と疑問に思っていませんか。
鳩は、人間の生活に近い場所で暮らすことに適応しています。食べ物や水が豊富で、安全で暖かい場所を好みます。
しかし 同じマンションでも、鳩が巣を作るベランダとそうではないベランダがあります。 また、巣によって健康被害を受けることもあります。 この記事では、巣が作られやすいベランダと健康被害について解説します。
鳩がベランダに巣を作る理由と、巣を作りやすいベランダとは
日々の生活でよく見かける鳩はキジバトとドバトです。
そして、特にベランダで被害を及ぼすのはほとんどドバトです。
それは、ドバトが岩場の割れ目や高い場所などに巣を作る習性があり、その環境に似ているからです。
また、ベランダは鳩にとって雨風をしのげたり、カラスや猫などの天敵からも逃れられたりするメリットもあります。
一方、同じマンションでも被害を受けるベランダと、全く受けないベランダがあります。
以下で、被害を受けやすいベランダを3つ紹介するのでぜひ参考にしてください。
1つ目は空き部屋のベランダです。
空き部屋は人が来ないため、鳩にとってかなり安全な箇所です。
放っておくと、産卵や孵化を繰り返し、多くの糞が堆積、飛散することで建物自体にも損害を招く可能性があります。
2つ目は人の出入りが少ないベランダです。
学生寮や社員寮などの部屋で見られやすく、このような環境も鳩の巣作りに最適な場所になります。
3つ目は物置状態になっているベランダです。
使わないものが適当に置かれている場所は、鳩が住み着きやすい環境です。
植木鉢をたくさん置いてあるベランダも注意。巣材にされるばかりでなく、植木鉢に直接卵を産むケースも多く、よく問合せがあります。
また、室外機や給湯器なども鳩が身を潜めやすいため、知らない間に営巣されていることがあります。
あなたのベランダは、これらの条件に当てはまりますか?もしそうなら、鳩の巣を見つけたら早めに駆除することをおすすめします。なぜなら、鳩の巣は健康被害を引き起こす可能性があるからです。
鳩の巣を駆除しないと健康被害を受けるかもしれません!
ベランダに鳩の巣が作られると様々な被害を受ける可能性があります。
以下で2つの被害を紹介するので参考にしてください。
1つ目は糞により、健康的、衛生的、視覚的に被害を受けることです。
羽毛や糞はダニやシラミ、ノミなどの発生源となります。これらは、カビやダニ、細菌やウイルスなどの病原体を運んでおり、空気中に飛散することで人間に感染することがあります。例えば、以下のような病気にかかるリスクがあります。
他にも、糞は悪臭を放ち、美観を損なわせるため衛生的、視覚的にも影響を及ぼします。
- 鳥インフルエンザ:鳩が感染した場合、呼吸器系の症状や高熱などを引き起こします。
- クリプトコッカス症:鳩の糞に含まれるカビが原因で、肺炎や髄膜炎などを引き起こします。
- ヒトニューキャッスル病:鳩が感染した場合、発熱や咽頭炎、結膜炎などを引き起こします。
- ヒストプラズマ症:鳩の糞に含まれるカビが原因で、肺炎や皮膚炎などを引き起こします。
これらの病気は、免疫力が低下している人や高齢者、子供などに重篤な影響を及ぼすことがあります。また、アレルギー反応や喘息発作も引き起こす可能性があります。そのため、鳩の巣を放置することは危険です。
2つ目は鳴き声や羽音による騒音被害です。
早朝や夜間にそれらが聞こえると睡眠を妨げる可能性があります。
また、近隣の住民にも迷惑です。
まとめ
今回は鳩の巣が作られやすいベランダと鳩による健康被害について解説しました。
鳩は人間の生活に近い場所で暮らすことに適応しています。
ベランダは鳩にとって理想的な巣作りの場所ですが、鳩の巣は病原体を運んでおり、人間に健康被害を引き起こす可能性があります。そのため、鳩の巣を見つけたら早めに駆除することが大切です。
ネズミの駆除をお考えの方へ!部屋の片付けも行いましょう!
「家の中でネズミを見つけた!!不潔そうだし、なんとかしたい。でもどうやって?」
このような疑問を抱いている方は多いでしょう。
ネズミを駆除するには、ネズミにとって住みにくい環境にするのが大切です。
そこで、この記事ではその環境をつくる方法について紹介します。
ネズミの習性とは
適切な駆除の方法を知るために、まずはネズミの習性について説明します。
習性はたくさんありますが駆除するときに応用できそうなポイントになる習性を3つご紹介します。
駆除したいとお考えの方は、駆除前に習性を知っておくことで、駆除時に大切なポイントが分かります。
ぜひ参考にしてください。
1つ目は警戒心が強いことと慣れやすいことです。
ネズミは警戒心が強く、ほとんど決まった通路を使用します。
また、普段と異なる状態では極端に警戒しますが、それが続くと慣れてきます。
2つ目は雑食性で色々なものをかじることです。
ネズミは種類により、植物を好むものや動物を好むもの様々ですが、基本的に人間と同様、食べ物に対する好みが非常に広く、あらゆるものを食べることができます。
また、歯が伸び続けるため、常に歯を削らなければなりません。
食べ物だけでなく、壁やケーブルをかじるため、火災や漏電など大きな被害に繋がる可能性もあります。
3つ目は飢餓に弱いことです。
1日に体重の4分の1から3分の1の量の食事をします。
よって、食べ物を放っておくと餌となり、ネズミが大量に発生する可能性があるため注意が必要です。
ネズミの発生は部屋を片付けることで予防できる?
上記のような習性をもつネズミですが、部屋を片付けることで発生を予防できる可能性があります。
その理由を以下で詳しく説明します。
例えば、放置している積み重なった衣服にネズミが巣をつくることがあります。
このように、家財にネズミが住処をつくるケースはとても多いです。
そのため、家財の整理整頓はしっかりと行うようにしましょう。
また、家の外回りが荒れている場合にも注意が必要です。
長い間置きっぱなしの段ボールや、積み上げたままの紙類は、ネズミの住処や巣の材料となります。
さらに、雨風にさらされた花壇用の肥料はネズミの好物です。
これらを放置しないよう気をつけましょう。
最後に、一番大事なことです。部屋内で食べ物を放置していませんか?
お米の袋、仏壇のお供え物、スナック菓子・・・どれもネズミにとって格好のエサです。
ネズミは繁殖力が非常に高く、気づいた頃には大量に繁殖していることも。一度増えてしまうと駆除するのに時間がかかります。
食料減を断つのは簡単にできてしかも効果でも非常に高いですので、食品はきちんと収納ケースや冷蔵庫の中に保管をして繁殖できない環境を作りましょう。
まとめ
今回は、ネズミの発生は部屋の片付けで予防できる可能性があることを紹介しました。
餌になるもの、巣作りの材料となるもの、住処となるものを片付けることで、ネズミが住みにくい環境をつくれます。
たくさん繁殖してしまい、収拾がつかない状況になる前にネズミの繁殖を抑えて清潔な環境を保ちましょう。
蜂駆除の方法を季節ごとに解説!特に注意が必要な季節とは?
蜂は種類によって活発に活動する季節が異なります。そのため、危険な種類の蜂が飛び回る季節に駆除作業を行う際は、注意が必要です。
このページでは、安全に蜂駆除を行うポイントを季節ごとにご紹介します。家の近くで蜂を見かけてお困りの方や、蜂の巣ができないように予防したい方はぜひ参考にしてください。
春(3月~5月ごろ):巣作りの季節は比較的安全に蜂駆除が可能
春になり温かい季節が来ると、蜂は巣作りを始める時期です。
特に女王バチが新しい巣を作り始めます。
この時期に蜂の巣を見つけた場合、早めに駆除を行うことが重要です。
春は蜂がまだ活動が活発でないため、作り始めで数センチ程度の巣であれば、比較的安全に駆除ができます。
ただし、不用意に近づくと刺されてしまうため長袖や帽子などの装備は必須です。
夏(6月~8月):暑い季節はアシナガバチやスズメバチに注意!
夏以降、巣が大きくなってくると働き蜂の数も増加します。
蜂の活動が最も活発な時期であり、特にスズメバチやアシナガバチなどの危険な種類が飛び回ります。
アシナガバチやスズメバチが繁殖期を迎えると攻撃性が高まるため、特に注意が必要です。
もし、暑い季節に蜂や蜂の巣を見かけた場合は、近づきすぎないように注意を払いながらプロの害虫駆除業者に依頼しましょう。
また、放置しているとさらに巣が大きくなってしまう危険性があるため、早めに駆除することが大切です。
秋(9~10月):蜂駆除で特に注意するべき季節は9月~10月ごろ
9月~10月の秋から冬にかけて寒くなっていく時期は、蜂駆除の危険度が最も高い季節です。巣を見つけた場合、速やかに駆除を行うことが重要です。
この季節は攻撃性の高いスズメバチが活発に活動していて、巣も大きいサイズに育ってしまっている時期です。
秋は新たな女王蜂が産まれ、働き蜂は繁殖のために警戒を強める季節です。
スズメバチに刺されるとアレルギー症状を引き起こすことがあり危険なため、駆除作業はプロに依頼し、自分で対処しないようにしましょう。
冬(11月~2月):11月下旬からの寒い季節は蜂がほとんど活動しない
冬は気温が下がるため、ほとんどの蜂は活動を弱めます。
スズメバチやアシナガバチは、女王蜂が巣の外に出て冬越しをするため、寒い季節は巣が空になっていることが一般的です。
しかし、温暖化の影響で冬でも蜂が活動することがあるため、注意が必要です。
この時期に蜂の巣を見つけた場合、駆除作業は比較的安全に行えますが、高い場所や閉鎖空間に巣がある場合はプロに依頼することをおすすめします。
また、ミツバチは巣のまま冬越しをします。ミツバチはほかの蜂よりもおとなしい性質ではあるものの、冬越しの準備をする季節に巣を刺激してしまうと危険です。駆除をする際は防護服を用意するなど、安全な方法で作業をする必要があります。
まとめ 蜂駆除が難しい季節は業者への相談がおすすめ
暑い季節である夏から秋は、アシナガバチやスズメバチの行動が活発化します。そのため、蜂の巣を見つけた場合は、早めに対処し、出来るだけプロの駆除業者に依頼することが安全です。
また、蜂の巣ができないように予防策を講じることも大切です。木が生い茂りすぎないよう定期的に剪定をしたり、不用品はいつまでも屋外に置いておかず早めに処分するなど、蜂が巣を作りにくい環境を整えましょう。
蜂駆除にかかる料金の目安は?参考のケースをもとに紹介
蜂駆除の依頼を検討するなかで、料金がトータルでどれくらいかかるか気になった方も多いのではないでしょうか。
蜂駆除の料金は状況によって異なるため、ケース別にどの程度かかるかを把握しておくと、安心して依頼することが可能です。このページでは、蜂駆除にかかる料金の目安について解説します。
蜂駆除の料金相場は10,000円から
蜂駆除を業者に依頼した場合にかかる料金の相場は、巣1個あたり10,000円からです。
3,000円などとネットで謳う業者も中にはありますが、筆者が下請けにするので是非とも教えて欲しいです。
恐れながら専門業者目線から申し上げますと、交通費、ガソリン代、駆除用薬剤代、人件費、保険代、職人の教育費用、その他消耗品や道具代など諸経費がかかっているのでそんな料金で駆除できるわけがありません。赤字もいいところですよ。そんなところが健全な運営管理が出来てると思えません。
一度注文してしまうとキャンセル料がかかってしまう業者もいますので、依頼する前に一度冷静になって検討してみましょう。
次のようなケースは駆除作業の難易度が高く、料金も上がる可能性があります。
【料金が高くなるケース】
・スズメバチなど攻撃性の高い蜂を駆除する場合
・巣が大きい場合
・高所や屋根裏など駆除しにくい場所に巣がある場合
蜂駆除の料金の参考ケース
長年の害虫駆除実績を持つ筆者も、夏の時期は日々蜂の駆除を行っています。
専門知識のある筆者が蜂駆除を行う場合、かかる料金の参考ケースは次の通りです。
ケース1:アクセスしやすい場所での蜂駆除
アクセスしやすい場所での蜂駆除は、作業が比較的容易であるため、料金も抑えられることが多いです。
例えば、玄関の軒下やブロック塀の中など、地上から2メートル以内の高さにある蜂の巣の場合、駆除料金は1万円~3万円程度が目安となります。
ただし、巣の大きさや蜂の種類によって料金が変動することがありますので、事前に見積もりを取ることが重要です。
一般的に、アシナガバチ<ミツバチ<スズメバチ<<<<オオスズメバチの順に費用が高くなります。
参考例①: ベランダの手すり下に出来た初期のアシナガバチの巣 15,000円
参考例②: 低い植栽に出来た初期のスズメバチの巣 25,000円
参考例①は、頑張れば自分で駆除も可能です。
ただし、トライするなら防護服を着て服装や時間帯に気を付けて行ってください。
参考例②は、自分での駆除はおすすめしませんが、比較的簡単なので便利屋さんなら安く請け負ってくれるかもしれません。
ただし、専門知識を持たずに中途半端な駆除をしても、再び巣を作られる可能性があります。根本的に駆除するのであれば専門知識を持った業者に依頼するのがいいでしょう。
ケース2:高所や狭い場所での蜂駆除
高所や狭い場所での蜂駆除は、作業が困難であるため、料金が高くなることがあります。例えば、屋根裏や高い木の上など、地上から2メートル以上の高さにある蜂の巣の場合、駆除料金は4万円~7万円程度が目安となります。
特に屋根裏は閉鎖空間で蜂が襲ってきても逃げ場所がないので、危険な作業です。
また、アクセスしにくい所に蜂の巣ができる場合、発見も遅くなる場合が多いので、蜂の巣がかなり大きくなってしまっているケースが多いです。そのため、巣の中で繁殖している蜂の数も多くなり、危険度が増すので大きさに比例して料金が高くなります。
参考例③: 2階軒下に出来た最盛期のスズメバチの巣 (はしご必要) 45,000円
参考例④: 天井裏に出来た最盛期以降の巨大なスズメバチの巣 70,000円
ケース3:特殊な機材や技術が必要な場合や緊急対応が必要な場合
特殊な機材や技術を使って蜂駆除を行う場合や、緊急対応が必要な場合は、料金が高くなることがあります。
吊り下げロープなど特殊な道具を使っての蜂の巣駆除作業は誰もが出来る技術ではない上に作業員の危険が高まります。(ネットではよく情報が出回っていますが、自社以外で出来る同業者を近隣では聞いたことがありません)
高所作業車を使用しないといけないような現場では、別途作業車のレンタル費用諸々の実費負担が必要になります。
また、緊急対応が必要な場合は、既に決まっている他の予定をこなしつつも、迅速に作業を行う必要があるため、料金が高くなることがあります。
業者によっては調査料金や出張料金などが発生する場合もある
見積までは無料という業者が一般的ですが、業者によっては、見積は無料だけれど見積にかかる現場までの出張料金などを請求される場合もあります。
また、現場によっては調査料金がかかる場合もあります。
ちなみに筆者の会社の場合、見積の出張経費はかかりませんが、以下の場合に調査料金を頂いています。
・天井裏や床下の点検
・屋根上など高所の点検
・巣がどこにあるかわからない 等
簡単に言うと、一目みて被害場所が特定できないような場所は有料での調査になります。
これは蜂の駆除だけでなく全てのサービスに関してそうさせて頂いています。
内容はさて置き、無料で調査してくれるという会社もあると思いますのでご意見もあるかと思います。
筆者の会社の場合ですと、全員が外部機関で研修を受け資格を持ったプロ。知識かつ実践経験を活かしてポイントを抑えた調査が出来ますので、調査料金が妥当だと思うかどうかはユーザーの判断になります。
とにかく不安に思ったことは細かく確認することが大切です。
なお、蜂の巣に近づきすぎると刺されてしまう可能性があるため危険です。不用意に近づいたり、蜂に刺激を与えたりしないように注意しましょう。
まとめ 蜂駆除の料金は見積もりでご確認ください
蜂駆除にかかる料金は、蜂の種類や巣の大きさなど状況によってさまざまです。
攻撃性の高い蜂を駆除する場合や、大きな巣を駆除する場合は料金が上がる傾向となっています。
また、アクセスしやすい場所であれば1万円~3万円程度、高所や狭い場所であれば4万円~7万円程度、特殊な機材や技術が必要な場合や緊急対応が必要な場合はプラスアルファがかかると思ってください。
ただし、これらの料金はあくまで目安であり、実際の料金は業者によって異なります。複数の業者から見積もりを取得し、比較検討することで、適切な料金で蜂駆除を依頼することができます。
また、自治体によっては蜂の巣駆除にかかる費用を負担してくれるところもありますので、
まずはお住まいの市区役所に問合せをされてはいかがでしょうか。